「未成年者なのに喫煙した」・・・日本の体操の宮田主将、オリンピックから退出

パリオリンピックの開幕を前に日本体操代表チームに喫煙事件が炸裂した。

日本のスポニチ・アネックスは「女子体操の日本代表のキャプテン宮田笙子が代表行動規範に違反した疑いでチームを脱退する」と19日付で伝えた。関係者によると宮田は喫煙疑惑が提起されており、日本体操協会は宮田を直前合宿先のモナコから帰国させる見通しだ。宮田のコーチは「調査していることを把握している。様子を見ている」と述べた。

スポーツ報知は「宮田は18才で大人だが喫煙は20才以上が可能」とし、「体操協会が19日午後に緊急記者会見を行う」と付け加えた。日本は2018年に成人年齢を「20才以上」から「18才以上」に変更したが、飲酒や喫煙などが可能な年齢は20才のまま維持した。宮田は17日にモナコでの公開練習に姿を現さなかったため、その背景に疑問が増幅していた。

宮田は2022年の世界選手権大会の平均台の銅メダリストで、日本が誇る「体操の妖精」だ。パリオリンピック代表選考会を兼ねた全日本選手権とNHK杯を席巻、今大会のメダル候補として日本の期待を一身に受けていた。