「KOREA」ではなく「COREE」・・船に乗って登場する韓国選手団、206カ国中48番目に入場

（前略）

パリ五輪の開幕式を控え、206カ国の入場順が決まった。韓国は48番目に入場する。入場順はフランス語のアルファベット順となった。韓国のフランス語表記は「Coree」のため、全体的に前の48番目になった。

入場順は大会ごとに大きく変わる。概ね開催国の言語のアルファベット順が用いられる。韓国は直前の東京五輪では106番目に登場した。今回は「KOREA」ではなく「COREE」として式の序盤の48番目に姿を現す。

ただ、1896年に第1回大会を開催したギリシャを礼遇するため、どのオリンピックでも一番先に入場するのはギリシャだ。それは今回も変わらない。そしてパリ五輪では1億人の難民を代表する混成チームが2番目に登場する。3番目はAで始まるアフガニスタンだ。開催国のフランスは最後の206番目だ。

開幕式の韓国選手団の旗手はウ・サンヒョク（陸上走り高跳び）とキム・ソヨン（水泳）が務める。2人は50人で構成される韓国選手団の一番前で太極旗を持って船に搭乗する。東京大会で旗手だったファン・ソンウ（水泳）は大会のスケジュール上、練習に集中する。