佐渡鉱山を訪れた野党の議員「博物館は非常に立ち遅れている・・・遺物も1点しかない」

8・15光復節（＝日本の支配から解放された日。毎年8/15）を迎え、野党の国会議員らが日本の新潟県佐渡島を訪れ、朝鮮人強制動員労働者の魂を称えた。

"共に民主党"のイ・ジェガンとイム・ミエ、チョ・グク革新党のキム・ジュンヒョンとイ・ヘミン、進歩党のチョン・ヘギョンの国会議員で構成された『佐渡鉱山の真実守護・大韓民国国会議員訪日団』は16日、佐渡島で佐渡鉱山朝鮮人強制動員労働者追悼祭を行った。

国会議員らは、日本の佐渡鉱山がユネスコ世界文化遺産に登録される過程で朝鮮人の強制動員の歴史的事実が十分に反映されていないという指摘を受けている中、日本現地の実態を確認して日本の責任ある行動を促すために訪問したのだ。

佐渡島を訪れた国会議員は、「佐渡鉱山朝鮮人強制動員労働者追悼祭』とハングルと漢字で書かれた紙を掛け、供え物を供えてお辞儀をした。また議員らは太極旗にお辞儀をしてから手で持った。

チョン・ヘギョン議員は「家の跡地や井戸などの生活設備を見ると、当時の朝鮮人労働者の暮らしが思い浮かび様々な想いが交錯する。この痕跡もすぐ消える可能性があるというから残念な気持ちからだ」とし、「遠く離れた日本の島で故郷を懐かしんだはずの労働者を想いながら、彼らの汗と労働の価値が必ず歴史に記録されるようにしたい」と述べた。

また国会議員らは、相川郷土博物館を訪れたりもした。ソウル大学日本研究所のナム・ギジョン教授と一緒に訪れた訪日団は17日に帰国する。