関東大震災追悼式に出席した福田元首相「韓日で一緒に調査しよう」

福田康夫元首相（88）が1日に東京の韓国文化院で開かれた『第101周年 関東大震災韓国人殉難者追悼式』に参加し、関東大震災当時に起きた韓国人の虐●問題について韓日で調査が必要ではないかという指摘に対し、「歴史的事実なのでもっと積極的に様々な調査をしなければなりません」と述べた。

1923年9月1日に東京一帯では最大マグニチュード8.3の超大型地震の関東大震災が発生した。地震で混乱する中、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマが広がり、日本軍、警察、民間人が数千人の韓国人を虐●した。しかし、日本政府は「事実関係を把握できる記録は見つかっていない」として歴史的事実に背を向けている。

福田元首相は、与党の自民党出身の首相として初めて関東大震災の追悼式に出席した。彼は「日本人は残念ながら（虐●に関する）事実をよく知らない」とし、「昔の痛みは痛みと捉え、これからのことを考えなければならない」と述べた。

そして彼は「今たくさんの学者が調査している」とし、「多くの国民が知ることができるようお互いに力を出していこう」と述べた。

在日本大韓民国民団（民団）が主催、駐韓日本大使館が後援した同日の追悼式には連立与党の公明党の山口那津男代表、自民党の長島昭久議員、立憲民主党の青柳陽一郎議員など日本の与野党の政治家が参加した。韓日議員連盟のチュ・ホヨン会長、韓日議員連盟の菅義偉会長兼元首相は謹弔の花輪を送った。

日本の市民団体は同日に東京横網町の公園で関東大震災の時に虐●された朝鮮人の犠牲者を追悼する追悼式を行った。ただ、極右団体の会員らがここにやってきて「6,000人も虐●したというのはウソ」「根拠を言え」などと書かれたプラカードを掲げて騒動を起こした。極右性向の小池百合子東京都知事は、市民団体が要求した朝鮮人犠牲者に対する追悼文を今年で8年間も拒否している。