ベルリン・ミッテ区「少女像を私有地に移転する気がないのなら4週間以内に撤去する」

ドイツ・ベルリンのミッテ区は、平和の少女像を移転しないのなら4週間以内に撤去すると発表した。

ミッテ区のシュテファニー・レムリンガー区長は25日（現地時間）、声明を発表し、「少女像を恒久的に残す合法的な方法は私有地に移転する以外にない」と明らかにしたと共同通信が報じた。

レムリンガー区長は、「少女像を設置したコリア協議会が妥協する姿勢を見せていないことを残念に思う」と指摘した。

共同通信は「ミッテ区が24日に同団体に設置期限が切れた少女像を私有地に移転するよう提案したが団体は拒否した」とし、「これにより4週間以内に撤去するよう命じた」と説明した。

（中略）

コリア協議会側は、レムリンガー区長が少女像の移転を要求してきたのは確かだが、具体的にどこに移転させるかについて提案されなかったと反論した。